自分の考えを持つ、それを効果的に伝える
そのための正しい日本語表現を養うための教室
約15年にわたり、高校生の小論文添削指・対面での小論文指導に取り組んできました。時間の流れとともに感じるのは、子どもたちの書く力の低下です。それは様々な面に及びます。設問の指示がそもそも通じない読み取れないため、主張が問いからかけ離れていたり、信じられないような書式で書かれていたりします。また、適切な言葉の使いまわしを選択し文章を構成するのも難しいようです。
こうした傾向について子どもたちの書く力を磨いていく機会が極端に少ないことが問題だ思います。少しでも書くことに慣れさえすれば、解決できることもたくさんあります。そのために教室を作りました。この教室では作文を書く機会を通して、問われていることを正しく読み解く力、問いについて自分で考える力、正しい日本語で自分の考えを伝える力、を養いたいと考えています。それは、短期的な面では国語の学習、入試において役に立つでしょう。ただ、ここで培った力はそうしたことだけではなく、生きていくうえで子供たちの人生を大きく豊かにするものと信じています。今後、予測変換の進化、AIの進展などにより、われわれが紡ぐ言葉さえも自動に選び取られる世の中になっていくかもしれません。しかし、自分が主張したいと考えたことは誰にもとって代わられるものではなく、またそれをどのような表現で伝えるべきかを最もよく知っているのは自分自身であるはずです。自分の内側から湧き起こる考えと丁寧に向き合い、それを自分の感覚・考えにそって表現する力をぜひ身につけていってもらいたいと考えています。
